異業種交流会で効果的な名刺デザイン

異業種交流会で必ず行うことは名刺交換です。

普段の営業活動よりも機会が多く、ファーストコンタクトの時間も短くなりがちですので、印象が薄かったり初対面から期間が空くと忘れられてしまうことも多いです。

私自身も期間が経ってからとある案件のニーズが発生したときに名刺を基に探すことが時々ありますが「名刺を見ても何をやっているのか」「強みがあるのか」「どんな人だったか」を覚えておらず対象外にすることも多いです。

そのため、期間が空いても引き合いや紹介が来る名刺のデザインも重要になってきます。

全員が自分用に名刺を作れるわけではありませんが、もしご自身で名刺を変更する権限をお持ちの方は一度考えてみてはいかがでしょうか。

異業種交流会における名刺は必ず見てもらえる奇跡のダイレクトメールです。

効果的な名刺を作成するメリット

名刺には当日だけでなく後日にも大きな影響を与えます。

名刺に仕事をしてもらう

  • 名刺交換時に名刺に記載している内容を基にコミュニケーションが進むことがある
  • 印象に残りやすくなり、後日のアポイント・引き合い・紹介に繋がる可能性が高まる
  • 同業他社との違いを明確にしやすくなり「強みがわからず依頼 or 紹介しにくい」ということが無くなる
  • 対面では話し難い経歴のPR等を名刺で行うことができる
  • 人間関係ができてから事業に興味を持たれた際に、名刺を見ることである程度把握してもらえる
  • 実際に紹介することになった際に、名刺を見ながら紹介先に適切に説明してもらえる

逆に、「会社名・役職・名前・連絡先・強みがわからない事業内容」のみだと、多くの名刺に埋もれてしまう可能性が高いです。

名刺に記載する内容 – 人によって重視する項目は異なる

異業種交流会における自己PRのコツ」と内容が似ている通り、普段のPRを名刺でも行うということです。
せっかく渡すのですから、名刺に『人件費がかからない優秀な営業マン』になってもらいましょう。

ホームページのアドレスを載せてアクセスしてもらうのを待つより、名刺のみでできる限りのことを伝えたほうが効果的です。

参考として以下に幾つか記載しますので、お役に立てたら幸いです。

顔写真を載せる

異業種交流会では多くの方と名刺交換をするため、数日経つと顔を忘れてしまい、後日顔を合わせても「見覚えはあるけど・・・」となる可能性があります。
また、名刺の整理をしたときに顔写真がある方が「ああ、あの人か」と思い出しやすいです。

PRしたいのは事業内容かもしれませんが、貴方自身の印象が残ることが大前提です。
個人的には異業種交流会においてはロゴデザイン等の同じ会社の方全員同じものよりも、「貴方自身の顔写真」の方が重要だと思っています。

名刺交換をした相手の手元にずっと残るものですので、できればプロカメラマンに撮ってもらって好印象を持たれる写真を載せましょう。
もしお知り合いにいらっしゃらなければご紹介いたします。

異業種交流会後にフェイスブックなどのSNSで繋がる方も多いですが、同様の理由で顔写真を載せておくことをお勧めします。

事業の具体的な強み

異業種交流会では大きな括りでの同業他社が参加されることも多いです。

IT:システム開発、ホームページ制作、ウェブマーケティング支援など
士業:弁護士、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士など

また、広義でのコンサルティング業務に携わる方も多いです。

その際に「なんでもできます」だと、当然多くの会社の一つとしての印象しか残りません。

何でも対応できるのも強みかもしれませんが、「何でもできる」のが活きてくるのはどちらかというと最初よりも信頼されてから派生してくる業務です。

受注の入口として考えると、何でもできる中でも今までの実績の中で得意にしていることを挙げておく方が印象には残りやすいです。

今までの実績

名刺交換時は初対面ですし、信頼関係ができるまでは事業内容や強みを理解できても、今までに実際にどんな業務や案件数をこなしてきたかを気にされる方は多いです。

簡単な案件の場合は別ですが、そうではない具体的な案件が発生し、依頼先を探すときに今までの実績が明記されていると多少の信用が得られて引き合いの対象になる可能性が高まります。

名刺交換のときには聞かれない限りは長々とPRしにくいため、記載しておくと後々見てもらえる可能性もありますし、相手側にとってもメリットがある項目です。

ご自身の経歴

事業を立ち上げたばかりのときは、御社の実績のPRというのは難しいです。

そのため、会社自体は若くても今までのご自身の実績や経験をPRすることも重要になってきます。

経歴を名刺に載せる

  • 独立するまで〇〇の業務に〇年間携わってきました
  • 〇〇の業務の中でも特に〇〇に関わってきました。
  • その過程で〇〇の成果を挙げました。
  • 〇〇の案件にてお客様の売り上げが〇%アップしました。
  • 今までの経験を活かすために〇〇に特化した事業を立ち上げました。

など、事業を立ち上げたばかりのときは特にご自身のことを相手に伝えましょう。

心を動かし、人を動かす

淡々と事業のことを伝えるのもダメとは言いませんが、相手の心が動いたときの方が貴方のために動いてくれやすくなります。

「同じことができるなら信用できる人を選ぶ」「何か事案が発生したときに印象に残っている人、応援したい人を選ぶ」のは当然ですね。

儲かるから、得意だから、というのも大切ですが、ご自身の想いを伝えてみてください。

名刺に想いを込める

  • どんな想いでこの事業をやっているのか
  • 社会や周りの方々にどのような貢献をしたいのか
  • 現状の課題に対してどんなサポートをしたいのか

義理人情に厚い方にとってはこのような内容の方が動いてくれる可能性があります。

※ただし二つ折り名刺など、ある程度スペースを取れる場合に限ります。

趣味などパーソナルなこと

初対面のときは親近感を持たれた方が会話が弾みますし、長期にわたって好印象に残りやすくなります。

出身地が同じだけなのに話が弾んだということは、多くの方が経験しているはずです。

飲みに行くのが好き、ゴルフのスコア、珍しい趣味、子供のこと、飼っているペットなど、相手が共通点を見出すまたは興味を惹く項目があれば後日の個人的な付き合いにも発展しやすくなります。

個人的な付き合いができれば紹介も優先的にされやすくなりますので、意外と重要な項目です。

同業他社が参加しているときこそチャンス

同業の方が参加しているときは比較もされやすいですから、大きな違いを見せられると同業がいないときより印象に残ることも多いです。

「今日は同業が多いからPRしにくい」ではなく「同業がいるからチャンス」と思えるような準備をされることをお勧めします。

より具体的に知りたい方は、福田 剛大さんの24人に1人 渡すだけで仕事が取れる「絶対受注名刺」という本がお勧めです。

異業種交流会エンコレ主催者自身もこの本を読んで名刺を作成し、後日著者本人にチェックもしていただきました。

場合によってはシンプルな名刺を使う

ただし、上記のような名刺は全ての場面で効果を発揮するとは限りません。

例として挙げると、私のプロフィール写真を撮ってくれているカメラマンは政治家や上場企業経営者、海外要人の写真を撮ることもあります。

この場合は、できるだけシンプルな名刺にした方が良いケースもあります。

先ほど紹介した福田剛大さんも『TPOに合わせて異なるデザインの名刺を用意している』とおっしゃっていました。

とはいえ今回は「異業種交流会に効果的な名刺」ですが、多くの場面で使えますので、差別化を図るためにもデザインしてみてはいかがでしょうか。

異業種交流会参加申し込み